神々の絵図鑑
天地のはじまりから神武天皇の誕生まで、神話の流れに沿って神様を並べました。絵のある神様はカードを押すと詳しい説明が開きます。「家系図」で親子のつながりも見られます。
はじまりの神々造化三神・別天神
天と地が初めて分かれたとき、高天原に現れた五柱。性別も姿もない「独神(ひとりがみ)」で、現れてすぐ身を隠しました。
生命力の強い葦の芽を神格化。豊かな生成力・生命力の神。
天の礎が定まったことを示す神。
神世七代かみよななよ
大地が形づくられていく七つの世代。一代目・二代目は独神、三代目からは男女一対で一代と数えます。
七代の流れ
代が進むごとに、大地ができ、土が整い、男女の別が生まれていきます。
| 代 | 神名 | 性別 | 表すもの |
|---|---|---|---|
| 一代 | 国之常立神くにのとこたちのかみ | — | 土地や野原ができる |
| 二代 | 豊雲野神とよくもののかみ | — | 豊かな雲に覆われた野。国土の潤い、下準備 |
| 三代 | 宇比地邇神うひぢにのかみ須比智邇神すひぢにのかみ | 男神 女神 | 砂や泥で土壌が改良される |
| 四代 | 角杙神つのぐいのかみ活杙神いくぐいのかみ | 男神 女神 | 土に杭が打たれ、農耕の環境が整う |
| 五代 | 意富斗能地神おおとのぢのかみ大斗乃弁神おおとのべのかみ | 男神 女神 | 男女の別がはっきり分かれる |
| 六代 | 於母陀流神おもだるのかみ阿夜訶志古泥神あやかしこねのかみ | 男神 女神 | 男女を意識する |
| 七代 | 伊邪那岐命いざなぎのみこと伊邪那美命いざなみのみこと | 男神 女神 | 国生み・神生みを行う夫婦神 |
神生み伊邪那岐・伊邪那美の子
国生みの後、二柱は家・海・風・木・山・野など、暮らしと自然のすべてに宿る神々を生みました。
国生みという大事を成し遂げたことを象徴する神。
河口(みなと)の神。けがれを祓う神でもあります。
風の神。元寇で敵を追い返した「神風」はこの神が吹かせたと伝わります。
木の神。
山の神。日本中の山を統括します(富士山は娘の木花之佐久夜毘売が担当)。
野や草の神。名前のとおり「萱(かや)」を神格化した神。
体から様々な食物を出す食物の神。のちに須佐之男命に殺されます。
火の神。誕生の際に母・伊邪那美命が大やけどを負います。火伏せの神として祀られます。
家宅六神
家を構成する部位に宿る六柱の神。
| 神名 | 説明 |
|---|---|
| 石土毘古神いわつちびこのかみ | 石や土(基礎) |
| 石巣比売神いわすひめのかみ | 石や砂(壁) |
| 大戸日別神おおとひわけのかみ | 戸口 |
| 天之吹男神あめのふきおのかみ | 屋根を葺く |
| 大屋毘古神おおやびこのかみ | 家屋 |
| 風木津別之忍男神かざもつわけのおしおのかみ | 風から家を守る |
水分の神 八柱
速秋津比古神と速秋津比売神の子。那芸(なぎ)・那美(なみ)の組は男女の対とされます。天・国の組は性別が記されていません。
| 神名 | 性別 | 司るもの |
|---|---|---|
| 沫那芸神あわなぎのかみ | 男神 | 泡 |
| 沫那美神あわなみのかみ | 女神 | 泡 |
| 頬那芸神つらなぎのかみ | 男神 | 水面 |
| 頬那美神つらなみのかみ | 女神 | 水面 |
| 天之水分神あめのみくまりのかみ | — | 用水路・水の分配 |
| 国之水分神くにのみくまりのかみ | — | 用水路・水の分配 |
| 天之久比奢母智神あめのくひざもちのかみ | — | 水を汲む瓢箪 |
| 国之久比奢母智神くにのくひざもちのかみ | — | 水を汲む瓢箪 |
大山津見神の子
上の八柱は山の神・大山津見神と野の神・鹿屋野比売神の子。下の三柱は大山津見神の娘で、母は記されていません。「日向三代」の章にも登場します。
| 神名 | 司るもの |
|---|---|
| 天之狭土神あめのさづちのかみ国之狭土神くにのさづちのかみ | 土 |
| 天之狭霧神あめのさぎりのかみ国之狭霧神くにのさぎりのかみ | 霧 |
| 天之闇戸神あめのくらどのかみ国之闇戸神くにのくらどのかみ | 暗い谷の入口 |
| 大戸惑子神おおとまといこのかみ大戸惑女神おおとまといめのかみ | 窪地 |
| 石長比売いわながひめ | 命が岩のように永遠に揺るがない |
| 木花之佐久夜毘売このはなのさくやびめ | 木の花が咲き乱れるように栄える |
| 木花知流比売このはなのちるひめ | 花が散った後に実を結ぶ |
火の神と伊邪那美の死嘔吐・涙・剣・血から生まれた神
火の神を生んで苦しむ伊邪那美命の体から、そして悲しんだ伊邪那岐命の涙と、火の神を斬った剣と血から、次々に神が生まれました。
伊邪那美命の嘔吐(たぐり)から生まれた鉱山の神。
伊邪那美命の大便から生まれた粘土の神。
伊邪那美命の尿から生まれた水神・農耕神。
伊邪那岐命が帯びていた剣「十拳剣」の神。天安河の河上の天石屋に住み、川の水を噴き上げて道を塞いでいます。建御雷之男神の父。
渓谷の水源を象徴する水の神。闇淤加美神と対になる水の神。
剣の血から生まれた神
伊邪那岐命が十拳剣で火之迦具土神を斬ったとき、飛び散った血から生まれました。名前の「火」は「穂」に通じ、農耕と関わります。
| 神名 | 意味 |
|---|---|
| 石拆神いわさくのかみ | 石を砕く(開墾) |
| 根拆神ねさくのかみ | 根を取り除く(開墾) |
| 石筒之男神いわつつのおのかみ | 岩の神(開墾) |
| 甕速日神みかはやひのかみ | 甕(かめ)=容器 |
| 樋速日神ひはやひのかみ | 樋(とい)=水管・水路 |
| 建御雷之男神たけみかづちのおのかみ | 雷・武の神(上のカード) |
| 闇淤加美神くらおかみのかみ | 谷の龍神(上のカード) |
| 闇御津羽神くらみつはのかみ | 渓谷の水源の龍神 |
山津見八神
斬られた火之迦具土神の体の各部から生まれた山の神。
| 生まれた部位 | 神名 |
|---|---|
| 頭 | 正鹿山津見神まさかやまつみのかみ |
| 胸 | 淤縢山津見神おどやまつみのかみ |
| 腹 | 奥山津見神おくやまつみのかみ |
| 陰部 | 闇山津見神くらやまつみのかみ |
| 左手 | 志藝山津見神しぎやまつみのかみ |
| 右手 | 羽山津見神はやまつみのかみ |
| 左足 | 原山津見神はらやまつみのかみ |
| 右足 | 戸山津見神とやまつみのかみ |
黄泉の国と禊三貴子の誕生
伊邪那岐命は妻を迎えに黄泉の国へ行きますが、逃げ帰ります。けがれを清める禊(みそぎ)で、捨てた持ち物や体から多くの神が生まれ、最後に三貴子が誕生しました。
禊で捨てた持ち物から生まれた十二柱
| 捨てた物 | 神名 |
|---|---|
| 杖 | 衝立船戸神つきたつふなどのかみ |
| 帯 | 道之長乳歯神みちのながちはのかみ |
| 袋 | 時量師神ときはかしのかみ |
| 衣 | 和豆良比能宇斯能神わずらいのうしのかみ |
| 褌 | 道俣神ちまたのかみ |
| 冠 | 飽咋之宇斯能神あきぐいのうしのかみ |
| 左の腕輪 | 奥疎神おきざかるのかみ奥津那藝佐毘古神おきつなぎさびこのかみ奥津甲斐弁羅神おきつかいべらのかみ |
| 右の腕輪 | 辺疎神へざかるのかみ辺津那藝佐毘古神へつなぎさびこのかみ辺津甲斐弁羅神へつかいべらのかみ |
けがれと、それを直す神
| 神名 | 働き |
|---|---|
| 八十禍津日神やそまがつひのかみ | けがれから生まれ、災いを起こす(けがれを避ける) |
| 大禍津日神おおまがつひのかみ | 同上 |
| 神直毘神かむなおびのかみ | けがれによる災厄を直す |
| 大直毘神おおなおびのかみ | 災厄を直し、支える |
| 伊豆能売神いづのめのかみ | けがれがなく、まっさらになった状態 |
海の三神と住吉三神
水の底・中ほど・水面で身を清めたときに生まれた二組の三柱。綿津見三神は阿曇連(あずみのむらじ)の祖神、筒之男三神は今の住吉三神です。
| 清めた場所 | 綿津見三神 | 住吉三神 |
|---|---|---|
| 水の底 | 底津綿津見神そこつわたつみのかみ | 底筒之男命そこつつのおのみこと |
| 中ほど | 中津綿津見神なかつわたつみのかみ | 中筒之男命なかつつのおのみこと |
| 水面 | 上津綿津見神うわつわたつみのかみ | 上筒之男命うわつつのおのみこと |
天岩戸天照大御神を岩戸から出した神々
須佐之男命の乱暴に心を痛めた天照大御神は天岩戸に隠れ、世界は闇になりました。神々は知恵と技を出し合い、天照大御神を外へ導きます。
岩戸開きで活躍した神々
それぞれの役割と、そこに込められた意味。
| 神名 | 役割・意味 |
|---|---|
| 伊斯許理度売命いしこりどめのみこと | 鏡を作った。真実を見る・映す |
| 玉祖命たまのおやのみこと | 八尺勾玉を連ねた玉の緒を作った。魂の形 |
| 天児屋命あめのこやねのみこと | 祝詞を唱えた。言葉を感じ、感謝する |
| 布刀玉命ふとだまのみこと | 占いの道具を作った。知る・分析する・行動する |
| 天手力男神あめのたぢからおのかみ | 力持ち。あらゆる土台を支え、閉ざされた心を開ける |
| 天宇受売命あめのうずめのみこと | 踊り子。渦の中心 |
| 天津麻羅あまつまら | 鍛冶の神。自らを守る心の剣を打ち鍛える |
誓約で生まれた神天照大御神と須佐之男命の対決
須佐之男命の心を確かめるため、二柱は互いの持ち物から神を生む「誓約(うけい)」を行いました。須佐之男命の剣からは三女神、天照大御神の勾玉からは五男神が生まれます。
宗像三女神。宗像大社 沖津宮。大陸との航路を守護します。
宗像三女神。宗像大社 中津宮。
宗像三女神。宗像大社 辺津宮。
天照大御神の長男。葦原中国を治めるよう命じられた稲穂の神・農業神。邇邇芸命の父。
五男神の二柱目。葦原中国に降りたものの大国主神に心酔し、三年経っても高天原に連絡しませんでした。子の建比良鳥命は出雲国造らの祖神です。
五男神。
五男神。活力のある天照大御神の子。
五男神。穀物に関わる神。
国譲り葦原中国を天の神へ
天照大御神は地上(葦原中国)を自分の子孫が治めるべきと考え、使いを送ります。何度かの失敗を経て、建御雷之男神が大国主神から国を譲り受けました。
最初の使い。天照大御神の第二子(天之菩卑能命)。大国主神に従ってしまい戻りませんでした。
二番目の使い。天津国玉神の子。大国主神の娘・下照比売と結婚し、地上を自分のものにしようとしました。
大国主神の子で下照比売の兄。大和国葛城の鴨氏が祀った神。
伊都之尾羽張神のもとへ意見を聞きに行った鹿の神。
最後の使い。天鳥船(鳥之石楠船神)に乗って出雲へ降り、国譲りを成し遂げました。
杵築大社(今の出雲大社)で料理人を務めた神。
天孫降臨邇邇芸命、地上へ
天照大御神の孫・邇邇芸命が、三種の神器を授けられ、多くの神々を伴って高千穂に降り立ちます。
高御産巣日神の娘で、天之忍穂耳命の妻。邧邧芸命の母。蜻蛉の羽のように薄く上質な布を織る技師。
天照大御神の孫。葦原中国を治めるため降臨した稲穂の神。「命をかみしめる(噛む=神)」
邇邇芸命の兄。
天の八衢(やちまた)に立って一行を案内した導きの神。日本書紀には「鼻の長さ七咫、背の高さ七尺余り、目は八咫鏡のように輝いて赤いほおずきのよう」とあります。
宮の門を守護する門の神。降臨では守衛を担当。
武装して先導した警護担当の神。
豊宇気毘売神のこと。伊勢神宮外宮に鎮座。
お供の神々と授けられたもの
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 五伴緒(いつとものお) | 天児屋命(中臣連の祖)・布刀玉命(忌部首の祖)・天宇受売命(猿女君の祖)・伊斯許理度売命(作鏡連の祖)・玉祖命(玉祖連の祖) |
| 三種の神器 | 八尺勾玉(やさかのまがたま)・八咫鏡(やたのかがみ)・草薙剣(くさなぎのつるぎ) |
| 三柱の側近 | 思金神(政を担当)、天手力男神(佐那那県に鎮座)、天石門別神(御門の神) |
日向三代と神武天皇海幸彦・山幸彦の物語
邇邇芸命から神武天皇まで、地上で三代にわたり受け継がれた系譜です。山の神と海の神の娘たちが嫁ぎ、天皇家の祖先となりました。
邇邇芸命と木花之佐久夜毘売の子。海幸彦(漁師)。
邇邇芸命と木花之佐久夜毘売の子。
山幸彦(猟師)。綿津見神の娘・豊玉毘売と結ばれます。
大綿津見神の娘(姉)。火遠理命(山幸彦)の妻で、鵜葵草葵不合命の母。
大綿津見神の娘(妹)。鵜葵草葵不合命の妻で、神武天皇の母。
潮の神霊で、潮流を司る神。山幸彦を海の宮へ導きました。
山幸彦を地上へ送り届けたワニ(サメ)。
火遠理命と豊玉毘売の子。叔母の玉依毘売と結ばれます。
鵜葺草葺不合命と玉依毘売の長男。
同じく次男。海原へ去りました。
同じく三男。常世国へ渡りました。
切れ味鋭い剣に宿った神霊。神武天皇の東征を助けました。
須佐之男命から大国主神へ出雲の系譜と国づくり
高天原を追われた須佐之男命は出雲で櫛名田比売と結ばれます。その子孫から大国主神が生まれ、少名毘古那神とともに国づくりを行いました。
出雲の国づくりの神。多くの別名を持ちます:大穴牟遅神(おおなむぢ)、葦原色許男神(あしはらしこお)、八千矛神(やちほこ)、宇都志国玉神(うつしくにたま)。
須佐之男命の娘で大国主神の正妻。
須佐之男命の妻。父は稲田宮主須賀之八耳神。
少名毘古那神の正体を知っていた神。歩けないが天下のことをすべて知る案山子の神(山田のそほど)。田の神・農業の神。
須佐之男命と櫛名田比売の子。妻は木花知流比売。
八嶋士奴美神と木花知流比売の子。妻は淫迦美神の娘・日河比売。
布波能母遅久奴須奴神と日河比売の子。妻は天之都度閉知泥神。
深淵之水夜礼花神と天之都度閉知泥神の子。妻は布帝耳神。
大国主神の父。名前から冬の神とされます。
大国主神の子
| 神名 | 母 | 説明 |
|---|---|---|
| 木俣神きまたのかみ(御井神) | 八上比売 | 井戸の神 |
| 建御名方神たけみなかたのかみ | 古事記に記載なし(先代旧事本紀では沼河比売) | 諏訪大社の主祭神。武勇の神。国譲りの場面で登場 |
| 阿遅鉏高日子根神あぢすきたかひこねのかみ | 多紀理毘売命 | 迦毛大御神とも |
| 高比売命たかひめのみこと | 多紀理毘売命 | 下照比売とも。天若日子の妻 |
| 事代主神ことしろぬしのかみ | 神屋楯比売命 | 八重言代主神。田の神(鴨都波神社)。伊豆の三嶋大社にも祀られる |
| 鳥鳴海神とりなるみのかみ | 鳥取神(八嶋牟遅能神の娘) | この子孫が十七世神の後半に続く |
十七世神の後半
古事記は八嶋士奴美神から遠津山岬多良斯神までを「十七世の神」と呼びます。ここでは大国主神の子・鳥鳴海神から続く流れを示します。
| 代 | 神名 |
|---|---|
| 1 | 鳥鳴海神とりなるみのかみ |
| 2 | 国忍富神くにおしとみのかみ |
| 3 | 速甕之多気佐波夜遅奴美神はやみかのたけさわやぢぬみのかみ |
| 4 | 甕主日子神みかぬしひこのかみ |
| 5 | 多比理岐志麻流美神たひりきしまるみのかみ |
| 6 | 美呂浪神みろなみのかみ |
| 7 | 布忍富鳥鳴海神ぬのおしとみとりなるみのかみ |
| 8 | 天日腹大科度美神あめのひばらおおしなどみのかみ |
| 9 | 遠津山岬多良斯神とおつやまさきたらしのかみ |
大年神と穀物の神須佐之男命と神大市比売の子孫
須佐之男命と大山津見神の娘・神大市比売の間に、穀物の神である大年神と宇迦之御魂神が生まれました。大年神の子孫には、季節や田畑に関わる神々が並びます。
穀物を司る神。子に御年神、孫に若年神がおり、三柱とも穀物の神。比叡山・松尾大社の大山咋神もこの神の子です。
近江の日枝山(比叡山)と葛野の松尾に鎮まる、鳴鏑矢を持つ神。
奥津日子神とともに竈(かまど)の神。
大年神の子
| 母 | 子どもの神 |
|---|---|
| 伊怒比売 | 大国御魂神(おおくにみたま)、韓神(からのかみ)、曽富理神(そほりのかみ)、白日神(しらひのかみ)、聖神(ひじりのかみ) |
| 香用比売 | 大香山戸臣神(おおかがやまとおみ)、御年神(みとしのかみ) |
| 天知迦流美豆比売 | 奥津日子神、奥津比売命(竈の神)、大山咋神、庭津日神、阿須波神、波比岐神、香山戸臣神、羽山戸神、庭高津日神、大土神(土之御祖神) |
羽山戸神と大気都比売神の子
田畑と季節をめぐる八柱。
| 神名 | 説明 |
|---|---|
| 若山咋神わかやまくいのかみ | |
| 若年神わかとしのかみ | 穀物の神(大年神の孫) |
| 若沙那売神わかさなめのかみ | 田植えをする女性の神 |
| 弥豆麻岐神みずまきのかみ | 水撒きの神 |
| 夏高津日神なつたかつひのかみ(夏之売神) | 夏の空に高く照る太陽の神 |
| 秋毘売神あきびめのかみ | 秋の神 |
| 久久年神くくとしのかみ | 稲の茎が伸びる |
| 久久紀若室葛根神くくきわかむろつなねのかみ | 新しい室屋を葛で結う |
四季の神
一覧表に登場する季節の神をまとめました。佐保姫は古事記ではなく民間で親しまれてきた春の女神です。
| 季節 | 神名 |
|---|---|
| 春 | 佐保姫さほひめ |
| 夏 | 夏高津日神なつたかつひのかみ |
| 秋 | 秋毘売神あきびめのかみ |
| 冬 | 天之冬衣神あめのふゆきぬのかみ |
そのほかの神様
左から右へ、親 → 子の順に並んでいます。=は夫婦。丸い絵のある神様は押すと詳しい説明が開きます。
天地のはじまり
最初に現れた神々と神世七代。点線は親子ではなく「次の代」を表します。
- 邇邇芸命の母 → 天照の系譜萬幡豊秋津師比売命
- 別天神宇摩志阿斯訶備比古遅神天之常立神
- 神世七代・一代国之常立神
- 二代豊雲野神
- 三代宇比地邇神=須比智邇神
- 四代角杙神=活杙神
- 五代意富斗能地神=大斗乃弁神
- 六代於母陀流神=阿夜訶志古泥神
- =
伊邪那岐命・伊邪那美命の子
国生みの後に生まれた神々。「+」を押すと、さらに先の子孫が開きます。
- =
- 国生みの大事大事忍男神
- 家宅六神(家の神)石土毘古神石巣比売神大戸日別神天之吹男神大屋毘古神風木津別之忍男神
海の神大綿津見神- 山幸彦の妻 → 天照の系譜豊玉毘売
- 神武天皇の母 → 天照の系譜玉依毘売
- 河口の神速秋津比古神=速秋津比売神
- 水分の神 八柱沫那芸神沫那美神頬那芸神頬那美神天之水分神国之水分神天之久比奢母智神国之久比奢母智神
- 風の神志那都比古神
- 木の神久久能智神
- 山の神・野の神大山津見神=鹿屋野比売神
- 土・霧・谷・窪地の神 八柱天之狭土神国之狭土神天之狭霧神国之狭霧神天之闇戸神国之闇戸神大戸惑子神大戸惑女神
- 須佐之男の妻 → 須佐之男の系譜神大市比売
- 食物の神大宜都比売神
- 火の神(母が亡くなる)火之迦具土神
- 斬られた体から:山津見八神正鹿山津見神(頭)淤縢山津見神(胸)奥山津見神(腹)闇山津見神(陰部)志藝山津見神(左手)羽山津見神(右手)原山津見神(左足)戸山津見神(右足)
- 剣についた血から石拆神根拆神石筒之男神甕速日神樋速日神闇御津羽神
- 伊邪那美命の体から
- 嘔吐から金山毘古神金山毘売神
- 大便から波邇夜須毘古神波邇夜須毘売神
- 尿から・水神弥都波能売神
- 伊邪那岐命の涙と剣から
- 十拳剣の神伊都之尾羽張神
- 黄泉の国から逃げるとき
- 伊邪那岐命の禊から
- 捨てた持ち物から 十二柱衝立船戸神道之長乳歯神時量師神和豆良比能宇斯能神道俣神飽咋之宇斯能神奥疎神奥津那藝佐毘古神奥津甲斐弁羅神辺疎神辺津那藝佐毘古神辺津甲斐弁羅神
- けがれと、それを直す神八十禍津日神大禍津日神神直毘神大直毘神伊豆能売神
- 綿津見三神(阿曇連の祖)底津綿津見神中津綿津見神上津綿津見神
- 住吉三神底筒之男命中筒之男命上筒之男命
天照大御神の系譜
誓約で生まれた五男神から、天孫降臨・日向三代を経て神武天皇へ。
- 長男天之忍穂耳命=萬幡豊秋津師比売命
- 兄天火明命
- 天孫降臨邇邇芸命=
- 海幸彦火照命
- 火須勢理命
- 山幸彦火遠理命=豊玉毘売
- 鵜葺草葺不合命=玉依毘売
- 五瀬命
- 海原へ稲氷命
- 常世国へ御毛沼命
- 次男・国譲りの使い天之菩卑能命
- 天津日子根命
- 活津日子根命
- 熊野久須毘命
須佐之男命の系譜
出雲で生まれた子孫から大国主神へ。もう一人の妻・神大市比売の子は穀物の神々です。
- 誓約で剣から:宗像三女神多紀理毘売命市寸島比売命多岐都比売命
- 妻・櫛名田比売との子孫
- 八嶋士奴美神=
- 布波能母遅久奴須奴神=日河比売
- 深淵之水夜礼花神=天之都度閇知泥神
- 淤美豆奴神=布帝耳神
- 冬の神天之冬衣神=刺国若比売
- 妻は須佐之男の娘大国主神=須勢理毘売命
- 母 八上比売木俣神井戸の神
- 諏訪大社(母は古事記に記載なし)建御名方神
- 母 多紀理毘売命阿遅鉏高日子根神
- 母 多紀理毘売命高比売命下照比売
- 母 神屋楯比売命事代主神
- 母 鳥取神鳥鳴海神
- 国忍富神
- 速甕之多気佐波夜遅奴美神
- 甕主日子神
- 多比理岐志麻流美神
- 美呂浪神
- 布忍富鳥鳴海神
- 天日腹大科度美神
- 遠津山岬多良斯神
- 妻・神大市比売との子
- 穀物の神大年神
- 母 伊怒比売大国御魂神韓神曽富理神白日神聖神
- 母 香用比売大香山戸臣神御年神
- 母 天知迦流美豆比売奥津日子神奥津比売命(竈の神)大山咋神(比叡山・松尾)庭津日神阿須波神波比岐神香山戸臣神庭高津日神大土神
- 母 天知迦流美豆比売羽山戸神=大気都比売神
- 田畑と季節の八柱若山咋神若年神若沙那売神弥豆麻岐神夏高津日神(夏)秋毘売神(秋)久久年神久久紀若室葛根神
- 娘・大国主の妻須勢理毘売命






